お、また会ったな、もしかしてこの話に興味津々?、、、え?暇つぶし??…まぁ、普通はそうだよな。、うん、、

 えーっと何処まで話したっけ?まだ一日目終わったとこか…意外に長いんだよ、この話、、なんだかだるくなってきたな〜(いや、嘘だよ?)

 まぁつまり前回までの流れをちゃちゃっとまとめさせて貰うと、怪しい(ニンゲンってだけで俺は基本的に怪しいと決め付けるが)変なニンゲンに追っかけられて、逃げるときに、俺が大事な大事な羽を痛めたわけよ、そしたらウスイっていうニンゲンがその俺様の高貴な羽に………(いや、、何様だよ俺、、、?)、、ま、そんな感じよ

 え、、?かなりばっさり省かれてるって?俺は自分に都合の悪いことは忘れるようにしてるんでな、基本的に、、、ニンゲンなんぞに治療を認めたなんてことはもう覚えてないぜ(矛盾しているのは知ってるぞ)

 さてそろそろ2日目の回想に入るぞ…2日目はこんなことがあったんだ、、、、

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 眠い、、、、まだ寝てたいな、、、はっきり言ってもうけっして寝れる眠さじゃない、でもまだ寝てたい…(そんな時あるよな?)、

 それにしても、こうして目をつぶってると色んな音が聞こえるな、「ほら、兄さん早く起きて!」これは妹の声だな、”ポッポー”目覚まし代わりのポッポの声に混じったいろんなポケモンの声…これからいつもの日課の散歩か、、

 ”カタカタカタ、、”

 かたかたかた?、なんじゃこの音は?

 ”カタカタ、、”

 かたかた、、うん、かなり近くから聞こえてくるな、もうほとんど目の前って感じが、、、あ!

 「おめぇ!なんでこんな近くにいやがるっ!!!」(音の正体に気がついた俺はこう叫んだ)

 ―そうだ、羽折れてたんだっけか、、、このウスイってニンゲンに昨日の検査のときに”イタミドメ”って言うなんか身体に悪そーなもん(語尾が”ミドメ”だぜ?なんか”ミジメ”みたいじゃん?切る所が間違ってなければの話だが、)飲まさせられてから、痛みは引いたが、直っているわけではないらしいな(後で”痛み止め”だと気がついた、ちゃんと説明しろよ、このニンゲンも…もちろんこれらは妹が質問した)、、

 ウスイってニンゲン「あれ?治療の時は近づいていいんだよね??僕は?」

 う、そんなことも言ったような言ってないような…言ってないような、、(認めたくない俺、まるでガキみたいだな)でもそれにしても、こんな朝っぱらから来る必要ねぇだろうが、はっ倒…す事になんか異常に執着あるな、俺、、、俺の前世は、人をはっ倒しまくる暴君だったのかも知れん(は?)

 妹は相変わらず、好奇心で質問を開始した、飽きないのかなぁ、、、よくそんな、ぽんぽん出てくるよ、、我が妹ながら、うん

 まず最初に妹が聞いたのは「今まで伝説のポケモンにあったことある?」である。

 ないよ、絶対、あるとしたらそいつは相当間抜け、、、とまでは言わないが、ほら、やっぱり稀有な例だよ、羽を折ったとかさ、妹がチワワみたいな目で見たりとかさ、、えーっと、あとは、、相手がポケモンだったとかさ(これは当たり前だな)、透明ニンゲンだったとか、、、俺たちが姿を消せるのはもう話したよな?、中途半端な進化をしたニンゲンなんかじゃ出来そうもないが、お得意の”キカイ”で出来たりしてな、、

 ニンゲンは当然のように「あるよ」と答えた、あまりにもさらっと、

 ほらな、やっぱり無いんだろ、俺なんか毎日会ってるぞ、(妹にいたっては会いたくなくても朝起きると目の前にいるしな)もちろん妹だけじゃないぞ、、、へっへ、どうだ、うらやま……え?、、ええ?ぇえええぇえええ!!!!?????

 俺はあやうく声を出しそうになったがその前に妹が「えぇ!あるの!?」と反応した。、おぉ危ね、危ね、、、ふっ…どうせつまらん嘘だろ、、(心を読めるのにもかかわらず相変わらずありえない仮説を立てる)

 今度はモニターからこっちに目線を変えてニンゲンは「実はね、あるんだよ、」ともう一度言った。

 2回言わんでええよ、、うっとうしい、、、気が付いたとは思うが、妹は普通にニンゲンの”伝説のポケモン”って言い方を使うし、ついでに言うとニンゲンの事も”人間”と言う、、結構どうでもいいプチ情報だ、(やっぱり妹ってニンゲンと何らかの形で接触してるんじゃ…?)

 その質問の答えからして妹の次の質問は安易に読めると思うが、やはり「どんなとこでどんなポケモンとあったの?」であった、

 するとそのウスイってやつは急に困った顔をして「ちょっとそれは答えられないかな…結構な数会ってるよ」と(ごにょごにょ)言った

 はぁ?…やっぱり誇大妄想なのか??妄想も極めれば俺が心を読んでも嘘だと分からなくなるのかな?(ならないと思うぞ、念のため言っておくがな、、、これは俺のジョークだ)、、やはり妹も同じ事を思って”えぇ!?何よそれ!!?”みたいな事を言う、、と思ったが妹はすでに「ふぅん、、、そういえば今日はどんな治療をするの??」、と勝手に納得して次の質問をしていた、、オイ、、、、まぁいいか、こんな名前も知らない(いや、知ってるけどさ)ニンゲンのハイライトなんて聞きたくないからな…。

 それを聞くといつもの明るい(で、少しオタクっぽい)顔に戻って説明を始めた「今日はね、ギブスで羽を固めようと思ってね、そうすることで直りが早くなるんだ」

 といわれてもなぁ、、、あいかわらず”ギブス”とやらの説明は無いのかよ?…(少し待つ)、、うん、、無いな、、(もうすでにパソコンに夢中だ)、、と、急にパソコンの入力が終わったようで、俺の折れたほうの羽にコードと取っての着いた平らな板のようなものを2つ、かざした。

 うわーなんか赤い光線出てるよ、、。なんかイヤだな、とか思ってると、そいつは「これで羽の形を読み取っているんだよ」と説明した、妹がなんも質問していないのに、説明するなんて珍しいこともあるもんだな、、、で、読み取ってなにすんのよ?、、よく見るとコードの先に何かつながってる、そこからはなんか作ってるっぽい音がなってる

 「そういえば、人間の機械って今どんな事が出来て、どんなことが出来ないの?」、、、妹はそれを見て考え込んでからそう聞いた、まぁ俺も少し同じ疑問を持った、やっぱり兄妹なんだな…(ただお互いの性格を熟知しているだけかもしれんが…

 「そうだねぇ…例えば、、、うーん、、表現がやっぱり難しいねぇ…まぁ基本的にやろうと思えば何でも出来るんじゃないかな?、、、、」

 んな適当な…もっとなんか具体的な例をあげるとかさぁ?ないの??そんな気配を察したのかそいつはより詳しい話をしだした。

 「、、、その、、、かなり研究熱心な研究者は、絶対にゲットを失敗しないボール、、って言うのも作れるみたいなんだ、」

 げ、、、そんなものまであるのかよ??。、、、怖いよう(いや、冗談なしに、、、まぁちょっとおふざけ半分だけど…)ここで言う、”研究熱心な研究者”って言うのは、はっきり言ってないが、口ごもった感じからして、いわゆる”マッドサイエンティスト”のことだろうな、、、俺らみたいな奴ら(ニンゲン風にいうなら伝説のポケモンな、)ならこの言葉を知らないものはいない、天敵(?)だからな、

 「まぁ誰も実物、見たことないし、沢山の研究者が、技術を研究しているけど、今の技術じゃ絶対に不可能で、都市伝説だと思うんだけどね」

 ふぅん…”としでんせつ”の言葉の意味は知らんが、こいつの気持ちから察するに噂話みてぇなもんだろう、、、ほっ、無いのか…まぁあったら俺たちそうゆうやつらに見つかった瞬間捕まっちまうよな、、、

 「さぁ、出来たよ、、、よいしょと」

 お?これが”ギブス”ってやつか?なんかぱっと見、、あれみたいだな、、え〜っと”プラスルチック”だっけ?多分、プラスルがいる地区でとれた材質なんだろうな、と想像している。ウスイはそれを俺の羽にかちゃっとはめた(なんかロボットになった気分だ)

 「これが”ギブス”だよ、昔は固まるのに時間も掛かったし、かなり重かった…それに骨の様子も見ることが出来なかったんだけど、、最近は、新材質のおかげで全ての問題が解決されたんだよ」

 、、、今頃説明されてもなぁ…それに俺にとって”ふぅん”とさえ思える話がひとつも無い、うん、、本当にどうでもいい解説だな…

 「さて、これで動いても大丈夫だけど、心配だから、あまり遠くには行かない事、激しい運動はしない事、あとは、またぶつけたりしないようにね」

 なんか保護者面してるよ、おい、まぁ本当に心配してるからゆえに自然に出てくる言葉だろうが、ニンゲンに言われてもうれしくもなんとも無いな、

 妹は早くも「兄さん!ほら朝のお散歩!!行くよ!!」と言うなり、ビューンと飛んでいった

 …ちょ、、落ち着けよ、、”激しい運動するな”っていう説明聞いてなかったのか?つーかもう昼間(夕方ともいえる)ぐらいになってるぞ

 俺はしぶしぶ追いかけた(やや、ゆっくり目に)と、妹がどうやら誰かと話してるみたいだ、、ん、、、?あいつはひょうっとして…?

 「スイクンじゃないか」俺はそいつの正体に気がつき、気軽に声をかけた。声をかけるとスイクンは俺に「ラティオスか、久し振りだな」と言った、、、こいつはスイクン、俺ら限定のいわゆる”情報屋さん”だ、そこそんじょらの情報屋と違い、タダで情報を提供してくれる。(まぁそりゃそうだよな)、足も速いしな、ちなみにスイクンというニンゲンがつけた名前で呼んでいるのは、便宜上ニンゲンの呼び方で読んだほうが早いからで、基本的にその名前で読んでるし、呼ばせている(と皆で昔決めた、俺は反対したが、今はだいぶなれた。)そういえば俺が妹の呼び名が嫌いなのは言ったが、あくまで”妹”は”妹”だから、嫌いなのだ。 

 、、こいつが来てるって事は”悪いニュース”か”良いニュース”のどちらかの出来事があったってことだな。後者は大歓迎だが、前者はできれば聞きたくない、うん、前者だったら耳をふさいでずっと”あーーー”って言ってよう(言わないぞ、念のため、こんなガキみたいな事はいくらなんでもしない)

 「そうだな…まず、悪いニュースと良いニュースが一つずつある、どっちから聞きたい?、、と言いたいところだがあいにく今日は悪いニュースしか無いんだ」とスイクンは言った。、、ほほぅ…そいつはいい知らせだな(皮肉だぞ、念のため)、、まぁ良いニュースなんて正直あまり来ないんだがな、

 「…セレビィがニンゲンに連れて行かれた…」一瞬の奇妙な沈黙を破ってスイクンは重苦しく発言した。

 「えぇ!?あのセレビィが!!?」、、うむ、妹に先を越されてしまったようだ。

 ―スイクンの話を要約すると、セレビィが急にどこかに消えてしまったので、その後、主にルカリオの力を借り捜索したが、どこにも見つからず、だめもとでニンゲンの研究所のような場所の周辺に行ったら、中でかすかな反応があったため、こう結論付けたのだと言う、

 「お前らもあんなニンゲンなんかに心を許してないで、気をつけるんだぞ…まぁあのニンゲンがやましいことを考えていたら、お前は分かるはずだから、その点は大丈夫だと思うが、、」
  
 …と言うスイクンは本当は昨日来ていたんだが、ニンゲンがいたので伝えることが出来なかったらしい(その時しばらく様子を見ていたんだとさ)とりあえず俺は、なにかするなら昨日の夜寝てるうちにやってるだろう―という事と、そこまで心を許していないという事を(2つ目に重点を置いて)伝えた。それを聞くとスイクンは”お前のニンゲン嫌いも相変わらずだな”…と笑い飛ばして去って行った。お前のヒネクレも相変わらずだよ。

 え?俺もひねくれてる?…いや、あいつほどではないと思うぞ、、、

 ―むぅスイクンの話を聞いてたらもうだいぶ暗くなったな、、、さぁて、、ほっといてもあのニンゲンならここまで来る気がするから今日はもうここら辺で寝るか、、

  Zzzz…

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 ふむ、2日目もこんなもんか、スイクンから悪いニュースを聞かされた辺りがハイライトかな、、、まぁ特に”うぎゃーーーー”って感じのイベントもなかったな、まぁまだ序章って感じだな、、、ま、もしこの世界で起きてる事を隅々まで見れる奴がいたら、、なんてな、、冗談だ、冗談、俺でさえ出来ないんだからな、そんなこと出来るやつはいないだろう。



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 ウスイ「今日も順調です…このペースなら大丈夫でしょう―

 ―そういえば、新しく仲間が増えたそうですね、セレビィでしたっけ?―ワタクシも早く仕事を終えなければなりませんね…――いえ、目的の為にはいっこくも早くっていうのがワタクシの信条ですので、

 ―さっき届いた資料読みましたよ…例の”絶対にゲットできるボール”―、もちろんワタクシにもくれるんですよね?――(…ブゥーーーーーゥン…)―ほぅ…これが…――ははっもちろんワタクシも分かってますよ―

 ―えぇ…あの2匹の前では親しみやすいように”僕”って言うようにしてます、機械もちゃんと付けてますよ…本心が読まれたら面倒な事になるでしょうからね…―

 ―まぁ、相手は透明になれて、逃げ足も凄く速く、人間嫌いな伝説のポケモンですからね…逃がしたらと思うと…下調べなどの期間を考えたら、組織にとってもかなりの痛手でしょう――失敗の無いようにします―はい―了解…ではまた明日、」

                 
              …プツッ… ツー ツー ツー ツー …